かちゅう

かちゅう
I
かちゅう【家中】
(1)家の中。 屋敷の中。
(2)家の全員。 いえじゅう。
(3)戦国時代に, 武家の主君・家臣団の総体を示す擬制的同族呼称として使用され, 次第に諸大名の家臣の総称となった。 また, 江戸時代には藩の意味にも用いられた。
II
かちゅう【渦中】
(1)水のうずまく中。
(2)物事が混乱し, もめている真っただ中。

「政局の~に立つ人」「噂(ウワサ)の~にある人」

III
かちゅう【火中】
(1)火の中。

「~に投ずる」

(2)火の中に入れて焼くこと。

「此文殻は自分が死んで後は~して呉れろ/続風流懺法(虚子)」

~の栗(クリ)を拾う
〔猿におだてられた猫が火の中の栗を拾い, 大やけどしたというラ=フォンテーヌの寓話に基づく, フランスの諺から〕
他人の利益のために危険を冒す。
IV
かちゅう【花柱】
雌しべの一部で, 柱頭と子房との間の円柱状の部分。 受精する時, この中を花粉管がのびる。
V
かちゅう【華中】
中国の中部, 長江の中・下流域地方。 秦嶺山脈と淮河以南, 南嶺山脈以北にあたる, 江蘇・淅江・湖南・湖北・安徽・江西・四川の七省と, 政府直轄地の上海から成る。
VI
かちゅう【華胄】
〔「胄」は血筋・世継ぎの意。 冑(カブト)とは別字〕
貴い家柄。 名門。 貴族。

「~界」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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